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京都をつなぐ文化遺産である着物

 日本人の体型や、寒暖の差がある日本の気候に適した衣服として、昔から愛されてきたのが着物です。現在では日常のシーンで見かけることは少なくなってしまいました。
 結婚式、卒入学などのセレモニーなどの場では、ひと際目だって、格式高い品の女性らしさを演出してくれます。
 この歴史は古く、奈良時代にはその原型が作られたと言われています。平安時代には、庶民は小袖を普段着として着用していました。
 貴族は下着として身に付けたと言われています。それが鎌倉時代になると、着やすく動きやすい小袖は上着へと変化し、武家社会における衣服の簡略化を経て、室町時代には現在の形が完成しました。
 きものは、茶道、華道、能・狂言といった、日本固有の文化とともに発展してきました。現在でも、京都には多くの寺社の本山、芸道や芸能の家元が存在しています。
 これらが「和」の文化の源泉となっていて、京都は日本のきもの文化の中心です。


 かつて上流階級は絹、庶民は麻や木綿の生地が主流でしたが、近年では化学繊維を使った新しいタイプのものも人気を集めています。
 化学繊維が使われているので、家庭の洗濯機で丸洗いできるというメリットがあります。水に強く雨の日でも安心して着られるため、若者から年配者まで幅広い世代から支持されています。
 日常的な衣服として使われた江戸時代までと違い、現在のものは、結婚式などのセレモニーや夏祭りなど特別な機会に着る晴れ着としてのイメージが定着していますが、最近は若い女性向けの可愛らしい色や柄の物が増え、気軽なファッションとしても取り入れ始められています。


 京都では,歴史や文化を背景に、繊細な職人の技による形、色、模様のすべてに和の文化の粋が投影されています。
日本の美意識の集大成ともいうべき伝統と格式を備え維持継承されています。
 着物文化は支えにより発展し続けているものの、近年では生活様式の変化などによって、消費は落ち込んでいて、後継者の不足で貴重な技術が年々失われるなどの心配もあります。
 「伝統の継承」と「新たなきもの文化の創出」の二つの面が求められています。
伝統を守りつなぎながら時代の変化に即して新たな文化を創りあげて両者の共生を図るなかで,懐の深い重層的な文化を作り上げてきた姿こそがきもの文化です。
 時代と共に形やあり方を変えながら今日まで受け継がれてきました。
この誇るべき向け異文化である日本の伝統衣装を大切にしていく必要があるでしょう。

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